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KUKA.EtherNet KRL

Ethernet インターフェースは、ローカルネットワーク内でロボットコントローラーと外部システム間の非同期通信を可能にします。データ交換の柔軟性が高く、ロボットアプリケーションの可能性を広げます。


効率的なデータ通信:XML とバイナリデータの非同期転送

ツール、カメラ、またはセンサーのいずれの場合も:さまざまなデバイスをユニバーサル KUKA.Ethernet KRL インターフェースを介してロボットに接続し、XML またはバイナリデータを TCP/IP または UDP プロトコルで非同期に転送することができます。ロボットコントローラーは外部システムからデータを受信すると同時に、Ethernet 通信により外部システムにデータを送信することができます。つまり、ロボットコントローラーと外部システムは、それぞれサーバーまたはクライアントになることができます。さらに、同時に最大 16 のアクティブな接続が可能で、互いに独立して監視することができます。

Ethernet ロボットとのデータ通信により、ユーザーは KRL プログラムで XML 形式の関連ユーザーデータを直接操作したり、他のデバイスと汎用的な通信 (ASCII またはバイナリ) を行うことができます。Ethernet 通信はプログラム実行中にロボットコントローラーと外部システム間のデータ交換を促進し、ロボットの応用範囲を広げます

最新のオートメーションのための産業用 Ethernet ソリューション

Ethernet 通信機能 KUKA.Ethernet KRL は、ビジョンデバイスを使用した検査および品質タスクから、切断、ねじ締め、溶接などの追加ツールを使用した加工タスクまで、ロボットに幅広いアプリケーションオプションを提供します。
  • 外部 PC

    ロボットの外部 PC への接続
    • ステートマシンは KRC 上で動作
    • PC からの要求に応じて KUKA からデータ配信
    • ロボットの PC 制御 (安全関連を除く)
    • KUKA.PLC mxAutomation による安全性の向上 
  • マシンビジョン

    ロボットの検査および品質装置への接続

    • スタートコマンドのインテリジェントカメラへの送信
    • さらなるロボットアクションのための結果の受信
    • カメラとロボット間のステータス交換
    • ロボットを装置のフレキシブルな組立システムとして使用
  • 材料のハンドリング

    ロボットのセンサーやアクチュエーターへの接続
    • センサー、グリッパー、ロジスティックコンポーネントを使用したピック&プレース/パレタイジング
    • 周辺機器とロボット間のステータス交換
    • KUKA.ConveyorTech による可動ベルトとの同期
  • 組立て

    ツール統合
    • 組立作業にドライバーや接着剤塗布機などのプロセスツールの使用
    • ツールへのスタートおよびストップコマンドの送信
    • ツールとロボット間のステータス交換

産業用 Ethernet ソリューションの技術的強み


最大 16 のアクティブな接続の同時モニタリングおよび管理

非リアルタイムアプリケーション用のシンプルな通信インターフェース

TCP/IP および UDP/IP プロトコルによるデータ通信が可能

データパケットのバッファリング、バッファリングされたデータへの FIFO または LIFO アクセス

Ethernet インターフェースにより、ロボットデータへの外部アクセスが可能

ロボットと外部システムはそれぞれクライアントまたはサーバーとして機能可能

外部システムから XML データを受信し、データパケットを手動で解析することなくKRL変数で直接使用可能

設定可能な XML フォーマットまたは RAW データとして、XML データとバイナリデータのデータ転送が可能

ウェビナー:KUKA.EtherNet KRL の正しい導入方法 

特徴、機能性、実用性 

スムーズなプロセスのための要件