どっしりとしたシリンダーブロックには重可搬ロボットが必要
KUKA社のtitanがシリンダーブロックを軽々とハンドリング
組立て前に約500 kgのシリンダーブロックが作業ステーションに到達すると、すぐにKUKA KR 1000 titanが、センサーで精密に制御されながらシリンダーブロックを掴み取り、ワークピースキャリアの上に降ろします。ここからシリンダーブロックには、コンロッド、シリンダー、オイルパンの取付けなどを含む、いくつもの作業ステップが待ち受けています。これらの組立て作業の間、ロボットがシリンダーブロックをある一定の位置で正確に90度回転することになっています。これがすべて完了すると、すでに重さ700 kgになったシリンダーブロックがまた作業ステーションに戻ります。そこでKR 1000がそれを掴み、180度回転させて上部のワークピースキャリアの上に降ろします。そしてここから、組立ての完了したブロックが次の工程の組立てラインへと搬送されます。