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Editionロボットがアーク溶接のオートメーション化をサポートします

KUKAのEditionロボットは、溶接タスクの効率的なオートメーション化をサポートします。コストパフォーマンスも高く、最新技術ポートフォリオへのアクセスが可能。KR CYBERTECH nano ARCの2つの仕様がEditionロボットとして提供され、このあとも新開発が継続されます。

2023年4月17日


国道をフォーミュラー1の自動車で走る人はいないでしょうが、それではなぜかなり単純なアプリケーションに高度に専門化された工程ロボットを使わなくてはならないのでしょうか?新型KR CYBERTECH nano ARC HW Editionロボット は、信頼できるパートナーであるKUKAとともに進む効率的オートメーション化への行程の出発地点です。中空軸ロボットは、単純なアーク溶接向けに作られているため、新しいお客様にとって理想的なスターターロボットとなっています。

少ない投資でより簡単にオートメーション化

KUKAは、Editionロボットに、最近改良されたばかりのKR CYBERTECH nanoシリーズ最新世代のコントローラ KR C5で構成される最新ポートフォリオを採用しています。これには適切な溶接ソフトウェア、例えば KUKA.ArcTech Basicも含まれています。「弊社が行なったのはダウンサイジングでなくライトサイジングです」とKUKAのポートフォリオマネージャーのマルクス・ホルフェルダー=アザム氏は説明します。「弊社がEditionロボットのバリアントで提供するのは、技術的信頼製の高いロボットです。つまり、簡易化・専業特化されていますが、それでもKUKAのオリジナル製品です。」オートメーション化をまさに始めようとしている 非常にダイナミックで価格に敏感な市場で事業展開するお客様にとっては次のような利点があります。Editionロボットの適切な設計によって 安い購入費用が目に見えて低く押さえられます。
Editionロボットは、最新のロボットコントローラーKR C5で稼働します
KR CYBERTECH nano ARC HW Editionロボットは、アーク溶接のオートメーション化への低コストで参入のために構想されています。

「KUKAならではの高品質」

KR CYBERTECH nano ARC HW Editionロボットは、6 kgの可搬重量用に設計されており、それぞれ床と天井に取り付けることができます。エントリーセグメントにも異なる要件があるために、Editionロボットは、 1,440 mmのリーチ (2022年1月より) と2,010 mmのリーチ (続く2022年末)の2つのバリアントでお求めいただけます。標準仕様では片側で支承されている50 mmの中空軸ハンドを基本としているのに対して、Editionロボットでは、両側で支承されている中空軸ハンドを有しています(直径46 mm、繰り返し精度0.04 mm)。「アーク溶接の分野に参入するアプリケーションとしては最適です」とマルクス・ホルフェルダー=アザム氏は強調します。
「その際、弊社にとって特に重要だったのが、KUKAならではの高品質を提供することです。それはすなわち、中空軸ハンドは、溶接工程にとって最適な位置決めをサポートし余分な干渉輪郭線を作りません。さらに、Editionロボットは、KR CYBERTECH nano で標準となっているように メンテナンス不要なケーブルセットを備えています。」溶接参入アプリケーションとしてのグローバルな要件を完璧に満たしている産業界で実証済みの品質とは、これら全てを一体に統合したEditionロボットタイプ。まずは、KR CYBERTECH nano ARC HW Editionロボットの導入からスタート。その他のEditionロボットタイプも続々登場予定。
両側で支承されている中空軸ハンドは、余分な干渉輪郭線を作りません

KR CYBERTECH nano ARCファミリーの詳細情報

ロボットファミリーのすべての利点と技術的機能についてご体験ください。