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KUKAアーク溶接ロボット 

低維持費で高生産性のKUKA溶接ロボットが、連続稼働でも最大の効率と完璧な溶接シームを実現


最大のコスト効率と柔軟性であらゆる要求に対応

最大可搬重量6~22kg、最大リーチ3,100mmのアーク溶接用インラインリストロボットや中空シャフトロボットなど、さまざまな仕様のロボットを用意。KUKA.ArcTechなどの革新的な溶接ソフトウェアと多数のポジショナー・リニアユニットが、溶接自動化における理想的なコンプリートソリューションとシステムの最高のパフォーマンスを実現します。

タスクに合った完璧な溶接メニュー:

KUKA溶接ロボットは、過酷な溶接条件に理想的な、高操作性と低メンテナンスコストでの連続操作に最適化されています。

溶接ロボットだけでなく

最大可搬重量1,300kgの、積み下ろしなどの幅広いタスクに対応するロボットモデルのラインアップ。 

KUKAは、独自のコンサルティングとサポートサービスにより、生産現場への導入前から導入後にいたるまで一貫したサポート体制を提供しています。


品質が語る完璧さのアーク溶接ロボット


簡単なプログラミングと操作

革新的ソフトウェアKUKA.ArcTechを使用すれば、KUKA smartPADの直観的なコマンドと構造的なメニューによりアーク溶接をより簡単に操作でき、EasyTeachステータスキーを使用して素早くプログラミングすることができます。

迅速な統合

様々な溶接ソースメーカー(Binzel、ESAB、EWM、Fronius、Kemppi、Lincoln、Lorch、Megmeet、Migatronic、Miller、SKS)による事前設定済みプロファイルを備えたドラッグアンドドロップ設定により、高い互換性と、試運転時のリスクと起動時間の最小化を実現しています。

究極の溶接品質

優れたパス精度と再現性、安定性により、要求の多い連続稼働でも最高の溶接品質を提供します。

最小の維持費で最大の稼働率

実績のあるKUKAロボット技術が、メンテナンスを最小限に抑えながら、3交代制稼働でも高いシステム可用性を実現します。

KUKAアーク溶接ロボットへのハンドガイディング

ワイヤレス制御パッケージKUKA ready2_pilotを使用することで、短時間でのハンドガイディングを可能にします。ハンドガイド機能は、プログラミングの知識がなくても、あらゆる可搬重量のKUKAロボットに使用可能。ロボット動作の各ポイントやパス全体を手動でガイドし、ボタンひとつで保存できます。

KUKA.ArcTechと組み合わせることで、6Dマウスのキーを使用して、溶接トーチで溶接技術コマンドを直接プログラミングすることもできます。


時間を節約し生産性を向上させ、直観的な手動ガイドによりエラーを回避

アーク溶接ロボットに関するお問い合わせはこちらから

個別の溶接要求に合わせた理想のコンポーネントをご提案

適正なソフトウェアによる効率的なアーク溶接

KUKA.ArcTech
統合された簡易性、性能、品質

KUKA.ArcTechシリーズのソフトウェア製品により、品質を確保しながら快適かつ直観的に溶接アプリケーションを操作およびプログラムすることが可能。

KUKA.ArcTech溶接パラメータマネジメントを使用し、溶接タスクをシンプルでスピーディーに設定。各溶接データセットには、品質確保のための処理制限を設けることができます。

自動車コンポーネントのMIG/MAG溶接 

溶接アプリケーションの生産性と柔軟性を最大限に高める溶接ソフトウェアとセンサーシステム

  • KUKA.ArcSense

    アーク放電センサーによる溶接シーム追従(TAST): KUKA.ArcTechのオプションとして、KUKA.ArcSenseは、実際の溶接パラメータを解析し、それによって熱遅延または部品の不正確性などによって発生する公差を自動的に補正します。アーク放電センサーによって所定の位置で接合部が作られます。すべてのKUKA溶接ロボットと組み合わせ可能なKUKA.ArcSenseは、溶接中に最大限の品質と再現性をもたらすコンプリートソフトウェアソリューションです。
  • KUKA.ArcTech AdaptiveWelding

    プログラミングされた溶接パラメーターの自動調整: 設定可能なインターフェースにより、ワーク誤差と加工条件上の不規則性(例えば、溶接シーム継目の幅)に合わせて溶接パラメータがワークピースごとに調整されます。その際、誤差が前の段階で起こるか、それとも溶接中に起こるかは問題ではありません。基準値を常時適合させることによって、高信頼の溶接品質を一定に保証し、応用の生産性を上げます。

    詳細をご覧ください。

  • KUKA.ArcTech MultiLayer

    多層溶接シームの簡単なプログラミング: KUKA.ArcTech MultiLayer によってルートパスの点座標をプログラミングするだけで、多層溶接シームのロボットプラグラムを極めて短時間に作成することができます。その後、多層溶接プログラムの点座標の調整はルートパスでのみ行われ、変更は自動的に後に続く位置に伝えられます。各充填 / 遮蔽位置に対して、所定の溶接パラメータおよびオフセットの基準値をデータバンクに保存することができます。

  •  KUKA.SeamTech Finding

    インテリジェントなリニアレーザーセンサーによるワークおよびシーム探知: レーザーセンサーは、測定により様々な部品形状情報を探知し、KUKA.SeamTech Findingによって、素早く正確に部品、シームまたは各経路点の補正を算出することができます。発生した誤差は最大6次元で補正することができます。

    詳細をご覧ください。

  • KUKA.SeamTech Tracking

    溶接中のエッジおよびシーム追従: インテリジェントなリニアレーザーセンサーと特に性能の高いEtherNetリアルタイムインターフェースによって、KUKA.SeamTech Trackingは、プログラミングされた溶接経路の正確な補正を実行することができます。溶接スピートが速い場合でも、ロボットは溶接シーム位置および長さを部品に自動適合することができます。

    詳細をご覧ください。

  • KUKA.TouchSense

    溶接トーチあるいは外部センサーを使用した部品およびシーム探知: KUKA.TouchSenseは、比較測定によりワークピースの形状と位置のずれを溶接の準備段階で補正します。発生した誤差は最大6次元で補正することができます。クイック測定入力との組み合せによって、探知速度と測定結果精度の向上が実現されます。コンポーネントの位置は触覚または非接触で決定できます。

    詳しくはこちら
  • KUKA.Tracc TCP 

    自動ツールセンターポイント(TCP)テスト:  KUKA.Tracc TCP は、ツールセンターポイント(TCP)の実測値を測定し、予定された箇所の溶接を行います。これは、溶接セルの生産性を自動的に最大レベルに維持し、それによって例えば衝突または摩耗によるスワンネック交換後の、手間のかかる手動の再プログラミングが避けられます。その特別な点は、KUKA.Tracc TCPが、TCPの非常に正確な測定においてその絶対値を算出し、それによって製造に起因する溶接トーチの公差が考慮されることです。

  • KUKA.Sim

    溶接プラントおよび溶接ロボットのオフラインプログラミング: KUKA.Simが簡単なロボットシーケンスの作成およびシミュレーションをサポートします。幅広いパーツライブラリとプラグ・アンド・プレイ機能により、コンセプトスタディ(コンセプト検討)やフィージビリティスタディ(実現可能性分析)を行うことができます。KUKA.OfficeLiteによるリアルタイム接続によって、タクト時間の解析、ロボットプログラムの作成、およびキネマティクスの定義が可能になります。シミュレーションによって、いつでも動画ファイルまたは3D-PDFファイルとして保存し、再生することができます。

     

アプリケーション例

KUKAアーク溶接ロボットの応用例をご紹介