さらに速く、さらに良く:オートメーション化のスペシャリストであるKUKAは、KR QUANTEC PAを全面改良しました。ロボットは要求の多いパレタイジングタスクに特化した設計です。2021年10月以来、第2世代は最適化された重量と重心を備え、ギアボックスとモータに最新技術を採用した駆動技術の改善によりご納得いただけるロボットとなりました。据付面積が削減されたので、必要スペースはほんのわずかです。KR QUANTEC PAはさらに、サイクルタイムにおいてオートメーション化製造のための新基準を打ち立てます。同等の可搬重量を備えた従来モデルに比して、最大10%スピードアップしています。
持続的なコスト効率性
KR QUANTEC PAのHO仕様のロボットだけでなく、標準モデルも、KUKAの最新ロボット用コントローラーKR C5に対応して設計されています。KR QUANTECロボットファミリーの第2世代は、その優れた総保有コスト(TCO)も強みです。ロボット機構全体の平均故障間隔(MTBF)は400,000時間に大幅改善されました。同時に、従来モデルに比してメンテナンスコストを50%削減できます:必要となることは、ロボットの目視検査、重量補償軸受への潤滑、運転時間20,000時間ごとのオイル交換のみです。これにより、KR QUANTEC PAは同クラス最高のロボットと言えるでしょう。
パレタイジングタスクのための革新的なセルコンセプト
「KR QUANTEC PAは
将来の製造への持続的な投資です」とミキャエル・ラウプ氏は述べます。「
KUKA.PalletTechの
技術パッケージを組み合わせることにより、ロボットは特に消費財業界の観点から、
パレタイジングタスクに対して革新的なセルコンセプトを可能にします。」ここで、極めて迅速な試運転により、
最小のプログラミング作業で最大性能を生み出すことができます。