新世代KR QUANTECシリーズ登場
更にパワーアップしたベストセラーシリーズKR QUANTECが、2019年1月より注文可能に。4月より納入開始予定です。このシリーズは特にパフォーマンス、経済性、フレキシビリティを考慮して最適化されました。
2019年1月17日
2010年の登場以来KR QUANTECシリーズは、納入実績100,000台を突破しました。その要因としては、高信頼性のほかに、オールラウンダーとして競合の中で並ぶもののない広範な用途が挙げられます。ロボットは、例えば自動車分野、鋳造業、医療分野あるいは加工処理・取扱業といった、ほとんどすべての市場セグメントへの投入に向けて耐荷重120~300 kgで設計されています。KR QUANTECシリーズの改良に際しては、ダイナミックなオートメーション化分野でのKUKAの経験が注がれました。
成果は最高品質の高信頼・多面的・高効率ソリューションです。新世代のKR QUANTECによって顧客は既に今日、将来に向けてその製造に投資しています。
フレキシビリティ増大、コスト低減、納期短縮
新世代KR QUANTECのポートフォリオが最適化されました。よりスリムになったモジュールにより、例えば納期が著しく短縮されます。「同時に弊社は、顧客にぴったり合った、フレキシブルなロボットを顧客に提供し、将来への投資をより確実なものにします - とりわけ、現場での耐荷重・重装備の可能性、ポートフォリオにおける特殊バリエーションによる高度多様性、あるいは停止距離短縮もしくは最適作業範囲といった技術の最適化によって」と、ヴォルフガング・ビルドゥルは説明します。
構造の改良によって、従来のメンテナンス対策が一部廃止されたため、とりわけTCO(Total Cost of Ownership:総保有コスト)が著しく削減されます。このほか、特に新たなケーブルおよび電源供給コンセプトならびに交換部品数の削減によって、静止時間とメンテナンス費用が最小限に抑えられます - キーワードは「最適化されたモジュール」です。これによって同時に稼働率も上昇します。そのほか、運転開始もずっと簡単化されています。