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可搬重量30~70kgクラスのあらゆるタスクに対応、KR IONTEC

KUKAより新たなロボットシリーズが誕生。KR60-3の後継モデルKR IONTECは、中可搬重量クラスで柔軟性における新しい基準を打ち立てます。さらに同クラス最大の作業範囲を誇り、従来製品とデジタル製品の両方に投入できるよう設計されています。

2020年1月15日


KR60-3の後継モデルとして、可搬重量30~70kgクラスの新シリーズKR IONTECを発売。

KR IONTECは、床面、壁面、斜面などのあらゆる位置への設置が可能。既に設置された30㎏クラスのロボット装備を最大70㎏まで変更可能で、非常に柔軟性に富んでいます。また、可動範囲が最大3,100㎜と、同クラスの最大作業範囲を上回っています。設置面積30%削減、干渉輪郭10%縮小と、省スペース型で、セルデザインのコンパクト化を実現します。

最適な総所有コスト(TCO)

KR IONTECのメンテナンスコストは同クラス最小です。ドライブテクノロジーの改良とロボット重量の軽減により電力消費量が低減され、維持費も低下。総所有コスト(Total Cost of Ownership:TCO)とライフサイクル効率(Life Cycle Efficiency)の最適値を実現します。技術的可用度は99%を超え、平均無故障時間(Mean Time Between Failures)は約400,000時間です。

製造業界の未来に向けてスタンバイ

KR IONTECは、従来製品とデジタル製品の両方での使用が可能で、各種モーションモードが装備されています。これらのソフトウェア・アドオンにより、ボタンを押すだけでさまざまな製造工程に合わせてロボットをフレキシブルに調整できます。パフォーマンス・モード(Performance Mode)では高パフォーマンス、ダイナミックさ、また効率に配慮して基準が設定されています。パス・モード(Path Mode)では、正確な経路と絶対的な精度が実現されます。ダイナミック・モード(Dynamic Mode) では、サイクルタイムが最小化されます。KR IONTECは2020年1月以降ご注文が可能。最初のモデルは4月に出荷予定です。