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KUKA.ConveyorTech

KUKA.ConveyorTechはロボットおよびベルトコンベヤの協調を可能にします。このソフトウェアはロボットアクションを自動的にベルトコンベヤの動きに合わせます。そのため、ロボットは動いているベルトコンベヤ上の部品を加工したり、そこから別のコンベヤに移すことができます。


KUKA.ConveyorTechの機能

テクノロジーパッケージKUKA.ConveyorTechは、素早いスタートアップとコンベヤアプリケーションの容易なプログラミングを可能にします。これによって、レゾルバ付きのコンベヤシステムの使用、また、小型ロボットの場合はエンコーダ付きのコンベヤシステムの使用が可能になります。区分けはタクトタイムの損失なしに行われます。

KUKA.ConveyorTechはさらに、マルチプルトラッキングも可能にします。3台までのコンベヤを問題なく監視でき、直線コンベヤおよび円形コンベヤの混合稼働でも可能です。さらに、コンベヤごとに20までの部品を同時にトラッキングできます。

KUKA.ConveyorTechとKR AGILUSの相互作用

KR AGILUSとKUKA.ConveyorTechは、動いているベルトコンベヤから部品を自動的に掴み取れるようにします。

KUKA.ConveyorTechソフトウェアのメリット

タクトタイム短縮

KUKA.ConveyorTechソフトウェアにより、ロボットはバックグラウンドでコンベヤの動きにシンクロします。このため、生産プロセス中にコンベヤを止める必要がありません

「オン・ザ・フライ」のシンクロ

一定のコンベヤ速度の場合は、シンクロされたプログラム部分とシンクロされないプログラム部分間の移動が可能です。コンベヤが持続的に動いているため、生産工程全体がフレキシブルになります。ロボットサイクルはこの際、コンベヤサイクルによる影響を受けません。

フレキシビリティの向上

コンベヤは高い正確性を有しているため、組立て工程にもフレキシブルに組み込み可能です

KUKA.ConveyorTechのシステム要件

  • KR C2 sr - ソフトウェアリリース7.0および7.1
  • ソフトウェアパッケージKUKA UserTech