回転テーブルがサイクルタイムにとらわれない装着を可能に
汎用セルの中心にはHテーブルが形成されており、そのテーブル中央にKUKAロボットKR 6-2が取り付けられています。回転テーブルの使用により、片方の治具に作業員がワークを取り付けられている間、もう片方の治具では溶接作業が行われるため、この溶接装置は常に生産が可能です。
まず作業員がワークを溶接装置に載せ、運転を開始します。テーブルが、クランプの完了した治具をロボットの下の溶接範囲で 180度回転します。アーク溶接用Fronius製CMTトーチ搭載のKUKA KR 6-2が装置内に移動し、ワークを溶接します。続いて、Düring Schweißtechnik社製のサーボ空圧式ロボットグリッパーX 100を搭載した2番目のロボットKR 210 R2700 extraが装置に移動し、スポット溶接でワークを結合します。