KUKAの120年 - Thinking Orange
今年、KUKA創立120周年を記念し、一年を通して現地での催しやキャンペーン、ソーシャルネットワーク(ハッシュタグ #KUKA120)においてインテリジェントな自動化の未来をテーマに展開していきます。
KUKAの誕生:Johann Josef Keller(ヨハン・ヨーゼフ・ケラー)とJakob Knappich(ヤーコブ・クナッピッヒ)が1898年にアウグスブルクで照明用のアセチレンプラントを建設した際、彼らは家屋と道路用の安価な照明を作りたいと思っていました。120年後、KUKAは未来志向のオートメーションソリューションを生み出す企業となり、インダストリー4.0の主要な推進企業であり、そのオレンジ色のロボットは世界的に有名です。
現在、約14,000人のKUKA従業員がKUKAのDNAを形成し、その専門知識を持ってインテリジェントな自動化を推進しています。この「 オレンジの思考 」は、イノベーション、顧客との身近な関係性、そして「Made in Germany」の品質を120年間にわたり支えてきました。このため、記念日となる今年は、このThinking Orangeを中心に据え、従業員、お客様、そしてパートナーとともに、2018年を振り返り、エキサイティングなオートメーションの未来を見つめていきたいと考えています。
街灯からインダストリー4.0へ - KUKAの歴史
KUKAブランドは、「Keller und Knappich Augsburg」の電報の略称から生まれ、それ以来イノベーションの象徴となっています。20世紀の初頭、アウグスブルクの2人の創業者は、酸素アセチレン溶接を発明しました。その後の数十年間、KUKAは、例えば1936年のドイツで最初のスポット溶接ガンの作成など、次々に溶接技術の新しい基準を確立していきました。しかし、KUKAは他の分野にも進出し、時代とともに変化を続けていきました。このようにして、KUKAは1960年代、ごみ収集車両においてヨーロッパのマーケットリーダーとなり、今日、ハンガリー語でKUKAといえばごみ収集車のことを指すまでになりました。