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KUKA.PickControl

ロボット用ソフトウェアKUKA.PickControlでパッキングがより生産的に。これによって複数のロボットを簡単にコーディネート制御できます。特に消費財産業の市場セグメント「Fast Moving Consumer Goods」(回転の速い消費財、FMCG)に適しています。


KUKA.PickControl: 画像処理機能内蔵コンベヤートラッキング用ロボットベースソフトウエア。 

プロダクトサイクルが短縮され、資源効率やエネルギー効率がますます注目されてきています。消費財産業では特にFast Moving Consumer Goodsは、非常にダイナミックで目まぐるしい市場です。このため、フレキシブルな生産ソリューションが求められています。ロボット用ソフトウェアKUKA.PickControlを使用することで、異なる生産シナリオ間を素早く切り替えられます。例えばシーズン限定包装形式などが容易に反映できます。このアプリケーションは、物流や消費財の分野の要件に理想的に対応しますが、他の業界やタスクにも適しています。 

KUKA.PickControlの投入例: 複数のロボットによるコンペヤートラッキング

KUKA.PickControlによって複数のロボットが画像処理サポートを通じて、逆走行中のコンベヤーでピッキングの共同作業を行います。

複数のベルトコンベヤーにおける未整理部品の自動ピッキングとパッキング: 機能

KUKA.PickControlは、複数のロボット、複数のインテークまたはトレイを使用したグリップと梱包をコーディネートし、同期する特殊ソフトウエアです。以下の機能を通してスムーズでエネルギー効率のよい生産フローを実現します。
  • 事前定義された置きパターンのサポート: いくつもの置きパターンを事前設定することで、後で簡単にどのシナリオが必要かを操作インターフェース経由で簡単に決定できます。充填するのは標準サイズまたはXXLサイズの容器? ご自由にお決めください。
  • 装置デザインのための資材フロー・シミュレーション: ご希望の製品スループットを実現するお手伝いをします。資材フロー・シミュレーションによってKUKAは、ロボット、部品、コンベヤー速度及びロボットの速度を完璧に調和させます。

 

  • 物体認識と特性認識: KUKA.VisionTechによって、未構成環境でもロボットを投入し、製品全体を把握することができます。保護等級IP 67のハウジングに入った高性能カメラによって物体を2Dで認識可能です。また、製品の特性を検知し、評価することも可能です。
  • 画像処理システムの統合: プログラミング・インターフェースによって独自の画像処理システムもご使用になれます。これによって例えば3Dシステムや特化ソリューションでの生産も可能です。 
KUKAの3Dセンサーは、リアルタイムの3D認識、そして空間内における3D計測と位置決めを可能にします。 
  • 統計のライブ記録による診断と解析: KUKA.PickControlによって、稼働中の装置のデータと数値を把握でき、エラーの認識などで装置を最適化することができます。
  • ダイナミックな負荷分散: 1台目のロボットがコンベヤーで希望量をピッキングすることができない場合、2台目のロボットがそれを引き受けます。このようにタスクを複数のロボットに分散させることで、生産ピークにも対応できます。
  • 稼働時間パラメータ調整: ピッキングの高さの変更、または、画像処理のパラメータの調整ですか?装置のファインチューニングが素早く実行できます。プログラマブル・ロジック・コントローラ(PLC)による変更は直接稼働中の装置に引き継がれるため、時間の節約になります。

メリット


ハードとソフトの完全パッケージ

KUKAでは、ピック・パックのタスクの自動化に必要なものをすべてご用意しております。例えばカメラやオブジェクティブなどのハードウエアから規格ケーブリング、そしてソフトウエア・ソリューションに至るまで。 

内蔵シミュレーションツール、KUKA Work.Visual

エンジニアリングスイート KUKA.WorkVisualで装置を設計し、また構成もできます。画像処理を工場向けPCで実行する場合でも。構成インターフェースとランタイムは厳密に分離されています。 

ウイザードで素早いスタートアップ

ウイザードがステップバイステップのセットアップサポートでプログラミングの手助けをします。特にコンベヤーの検量または画像処理システムのキャリブレーションの際にウイザードを使うことでエラーを回避し、時間を節約できます。

拡張性

計算能力が十分ではありませんか? KUKA.PickControlならば拡張性があるので問題ありません。必要に応じて1台または複数台の工場向けコンピュータに計算能力を簡単にアウトソースし、キャパシティーを増加できます。

バリエーション

KUKA.PickControl マスター: ロボット1台の基本ソフトウエア。

KUKA.PickControl スレーブ: 追加ロボット用の拡張ソフトウエアモジュール。

KUKA.PickControl マスタービジョン: 画像処理パッケージKUKA.VisionTech搭載のソフトウエアモジュール。